失敗しない保湿化粧品の選び方

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必要成分やホルモンの不足

ヒアルロン酸とコラーゲンの減少

人の体内の水分量は年齢と共に減少していきます。乳児は体重の約80%、成人で約60%、老人になると約50%くらいまで水分量が減少していくといわれています。もちろん肌の水分量もこれに比例しています。体内で保湿効果を持ち、欠かすことができない代表的な成分が、ヒアルロン酸とコラーゲンです。

ヒアルロン酸は1gで約6リットルもの水を含むことができる物質で、肌の中では真皮の保湿を担っています。ヒアルロン酸は炭素や酸素や水素や窒素などといった元素がたくさん集まった物質なので、大変分子量が大きく、肌の外側から塗っての浸透はしません。化粧品でヒアルロン酸を配合するのは、肌の外側をヒアルロン酸で覆うことで肌内部の水分を逃がさないようにし、外気の水分を取り込んで、肌を乾燥から防ぐことが主な目的です。

コラーゲンは真皮を構成するタンパク質の1つで繊維状になっていて、減少すると肌の保湿と共に肌の張りも衰えてしまいます。コラーゲンは20種類以上のアミノ酸からできているタンパク質ですから、ヒアルロン酸と同じように分子量は大きく、肌の外からではなかなか浸透していきません。体内および皮膚のコラーゲン量を増やすには、その原料となる物質を積極的に摂取する方法が望ましいです。その原料はもちろんアミノ酸、そして補酵素の役割をするビタミンC、コラーゲン合成時に必要とされる鉄分です。

加齢によってヒアルロン酸とコラーゲンが減少し、乾燥肌になってしまうのです。

女性ホルモンと肌の関係

体内のホルモン、特に女性ホルモンの変化は、肌にとって大きな影響力があります。

女性ホルモンにはプロゲストロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という2つの種類があります。

プロゲストロンは子宮内膜を柔らかくするしたり、体温を上昇させたり、妊娠に備えるための働きをします。また、皮脂分泌やメラニンの働きを活性します。エストロゲンは子宮内膜を増やし、丸みのある女性らしい体を作り、更に妊娠に備えるための働きをします。また、肌の代謝を促進したり、過剰な皮脂分泌を抑制したり、コラーゲン産生の促進して肌に潤いをもたらせたり、女性の美をコントロールしているホルモンです。

毎月の月経周期に合わせて、この2つのホルモンが交互に分泌量を変化させています。生理前にはプロゲストロンの分泌量が増え、皮脂分泌やメラニンの働きが活性するので、ニキビやシミができやすくなります。月経前症候群(PMS)の原因もこのポロゲストロンの分泌量がピークに達するからだと言われ、イライラしたり、体がだるかったり、眠かったり、異常な食欲などを引き起こしています。

生理期間中は、2つの女性ホルモンとも分泌量が最も少ない時期です。そして生理後になると今度はエストロゲンの分泌量が増え、肌はつやや張りを取り戻し、女性の最も美しい期間を迎えます。

このように、性質の違う2つの女性ホルモンのバランスによって、肌の状態も変化しているのです。

また、女性ホルモンは肌を美しくするだけでなく、骨や筋肉や血管などを強化したり、脳や神経の活性にも大変重要な働きをしています。

 
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