アトピー性皮膚炎の患者は大変増えていますが、原因が完全にはよくわからない皮膚炎です。症状としては肌が乾燥し、激しいかゆみや湿疹が出たりし、それをかきむしることで角質層が破壊されて、更に肌は水分量を失ってかゆみが増してしまい、症状は悪化していきます。
アトピー性皮膚炎の原因としては、いくつかの要因が重なっていることが多いと考えられています。ダニや化学物質などにアレルギーを持つ人が、肌が乾燥していてバリア機能が低下した時に、防御しきれなくなって起きる症状ともいわれます。ほか、遺伝も原因のひとつと考えられています。
また、最近の栄養学的な見地からは、赤ちゃんの時に母乳やミルクから離乳食に切り替える時期が早過ぎることが原因の1つではないかといわれています。まだ消化能力が弱いうちに離乳食を与えると、栄養を強烈に欲している赤ちゃんの体は、消化できないまま体内に吸収してしまい、やがてそこに異種蛋白が生まれ、アレルギーの基となり、免疫力が落ちてしまい、アトピーとなるという説です。
いずれにしても、アトピー性皮膚炎にとって、肌を乾燥させてかゆみを起こすことは、最も避けなければいけないことです。そのためには、人一倍保湿をマメに行うことや、刺激が少ない化粧品類を選ぶこと、長時間保湿してくれる成分を配合した商品を選ぶことが大切です。
アトピー性皮膚炎は名前のとおり、皮膚の病気の一種なわけですから、家庭でのお手入れで済まないことも多く、重症の場合には医師がステロイドなどの強い薬によって一時的に症状を押さえることも必要かもしれません。
自己判断して悪化させてしまう前に、まず専門医の診断、相談を受けることをおすすめします。